改正電子帳簿保存法というのがあるんですね。
しかも来年、2022年から施行だそうで。
なんとなく新しい法律ができることは知ってましたが、まともに調べたり、考えたりする機会が無かったのですが、年末も迫ってきましたし、個人事業主の決算準備と一緒に、それから来年に向けて帳簿の付け方が変わるのならと思って調べてみました。
ってことで今回はスタジオのお客様にはあまり関係ないけど、仕事をしているなら、どなたにも関係がありそうな話。

色々読んでみると、大体予想の範囲。電子データで残したものは紙で残さないでいいらしい。
「うーん、いいね!」
それに特に届出も必要ないらしい。
「クールです」
写真のファイル名の付け方やら、手元の紙を早めに電子化する必要があるにしても、
「なかなかいい感じ」
以前、2年程携わった飲食店では、日々の伝票やら、ジャーナルやら、発行領収書、それに日々発生する仕入れの伝票類にはうんざりしていた。
それだけならまだ、いいのですが、問題は紙の保存。整理して段ボールに入れておいておくとそれだけで年間数箱の段ボールが積まれていく。
結局その段ボール箱数が今でも家の中で邪魔になってしまっている。
ものによっては早めに捨ててもいいらしいが、分類するのも面倒なので結局全部7年は捨てられない。
さてその頃から使っている会計ソフトFreee。
別に宣伝したいわけではないけど、クラウド型のソフトは素晴らしいね。
領収書を写真などに撮って、サーバー側のOCRで解析。日付や金額を読み取ってもらって、それを経理ソフトに登録。
OCRの読み込み精度が少し低めかもしれないけど今後AIがスタンダードになればもっと楽になるはず。
当時から、「写真撮ったんだから、もう紙捨てていいんじゃない」って思ってました。
普通は、写真の改ざんしないでしょ。改ざんしたところで取引先への税務調査でばれるでしょ。紙の保管にはうんざりって。
元々、ソフトウエアの開発をしていた身とすると、電子化できるものは何でも電子化した方がいいに決まっていると思っている。電子憑依(でんしひょうい)で紙をなくすことが正義だと思っています。
売上が、少ない方の数百万にもならない私たちにとっては、インボイス制度は導入がちょっと面倒というか、困ることもあるけど電子帳簿はありがたい。