手芸品って、実はジュエリーでした、宝石アクセサリーの写真撮影
今回のお客様は、宝石、貴金属、ジュエリー類の製造販売をされているお客様。
実は、手芸品の、着画撮影(静止画)と伺っていたので、服、バック、財布、帽子、革製品等をイメージしていた。
どちらかというと、少し大きめのものと勝手に考えてしまっていた。
ところが、ご来店頂いて、見せていただくと非常に繊細、細めのチェーンを使ったネックレス等が主な製品。
ジュエリー撮影初体験。
本真珠を加工した、結構高価なものらしい。
美しいと思う心は持ってはいるものの、残念ながら、私(中老年のおっさん)には本物とそれ以外のその価値が分からず。
そうは言うものの、繊細華憐な感じで、加工は難しそうな印象は受ける。
さて、撮影の業界では、本格的な物撮りは、結構な設備、ライト類を駆使して撮影する事が多いと聞いている。
高田馬場スタジオの設備でも物撮りができないわけではないのだが、色々工夫が必要な感じだ。
まずは、控室から、メイクテーブルを引っ張り出して、背景紙の下に敷いてみる。
本当なら、今回のような細かなデザインの繊細な作品の場合は、本当は小さめの白ホリボックスのようなものの方がきれいに撮れるのかもしれないが、とりあえず、白バックで撮ってみる。
撮影したものを見てみたが、あまりいただけない感じなので、花や小物類を追加してみる。
さらに、黒のオーガンジーも下に敷いてみた。
少しいい感じになってきて、出来上がった写真がこんな感じ。

2時間の撮影だったのだが、お客様の要望はどちらかというと、物撮りではなく、身に着けた状態での撮影ということで、早々に物撮りセットは撤去。
その後、モデルさんに登場していただいて、順に、着た感じで撮り始めた。
今回は、作品を作っている方自身が来店されていた、こういったお客様は、販売を目的にしているのか、作ること、美しく撮れることを目的にしているのかわからないこともあるが、今回のお客様は、どちらかというと、売りたい意識が高そう。
撮影している状況を見つつ、色々考えさせられた。
よく、テレビショッピングなどでは、 箱に入った状態、箱から出した状態、モデルさんが身に着けた状態、アナウンサーさんが着けた状態などいくつかのショットを映し出される。
オーダーも映し出される映像に従って、沢山入る時間帯もあれば、反応の鈍い時間帯もあると思う。
どういった映像、写真が購買意欲を刺激するのか?
単純だが、光がきれいに入る、ピカピカ、キラキラはやっぱり効果が高いのではないか?
女性の胸元アップ写真ということで、ササッとスマフォ撮影させていただきブログに書かせてもらいました。
