最近では、動画だけではなく、静止画でもご利用の多い定常光ライト。
今回、新しいものを購入したので、まとめて、スタジオで無料で使えるものを、ご紹介いたします。

スタジオの定常光ライト

定常光ライト一覧(無料貸出)これまでのライトとの比較表です。

パネルW×H個数備考、おすすめの使用用途
大-パネルライト 多数砲弾型LED570×260明るい、複数人の人物撮影
大-パネルライト 多数砲弾型LED250×180普通、1,2名の人物撮影
電球型ライト ソフトボックス型暗め、物撮り、アクセサリー、服

まず、新しい少し大きめのパネルライトと、これまでご利用頂いてきたパネル型の定常光ライト、物撮用の電球型のライトを並べて点灯してみました。
壁からの距離は1.5mに置いてみました。

さて、クイズです。上の写真と下の写真は何が違うでしょうか?

私も自分で撮っていなければ、
「殆ど違いないでしょ。どっちだっていいじゃん」
と言っていると思います。
携帯(オート撮影)で撮りましたので携帯側で色調整されているかもしれません。
つまり、色温度の違いだと思った方、間違いです。

正解は、ライトの前にデフューザー(拡散パネル)がついているかどうかです。
上の写真がデフューザーあり、下の写真がデフューザーなしです。

よくよく、光の当たっている部分を見て下さい。

右端のライトではほとんど違いがありません。

真ん中のライトでは、違いが少し判るかもしれません。少し光の当たる範囲が広く広がっていると思います。なんとなく、上の写真デフューザーありの方が明るく見えますが、殆ど違いが判らない、気のせいかもしれないレベル。

左の一番大きなライトでは、左の壁を見てもらうとわかり易いかもしれませんが、上の写真デフューザーありの方が拡散されて、光の輪郭がぼやけています。

理論上は、光を拡散させない方が中心部が明るくなると思います。
実際に見てみると、明るさに関してはあまり違いがない、むしろ拡散させた方が明るく見えると思います。

一般に明るく、拡散された光を好むカメラマンさんは、通常の撮影では、デフューザー付きで撮影すればいいのだと思います。

下の写真は前から撮ったもの、いずれの写真も上がデフューザー付き、下がデフューザー無しの写真です。

さて、今回、買ってきた最初の写真左側の一番大型パネルライトに関してもこれまで同様、当面は無料貸し出しいたしますので、ご希望があればお使い下さい。

但し、パネルライトは結構重いので、三脚が転びやすくなっています。
スタジオにはいわゆるアベンジャ―のようなしっかりした三脚はありませんので、十分取扱いにはご注意ください。
重り、砂袋をご利用頂いて、転倒には十分お気を付けください。

一応、報告しておきますが、状況からみて数度お客様が、これまでパネルライトを転倒させていることはわかっています。
コロナになってからは頻繁に、いつも以上に掃除その他で室内に入るので、だいたいどのお客様がライトを転ばせたか特定もできます。

ところが、これまで転倒させたとか、壊したと名乗り出てくれたお客様は1組だけです。

愚痴っぽいので言いたくないのですが、できれば壊したり、転倒させたお客様は是非、名乗り出てほしいものです。
 これらの装置は、毎回お客様が来られる度に、すべて点灯チェックや、操作チェックをしているわけではありません。
次に使うお客様が、壊れている装置を使うことになってしまうと、クレームが上がったり、リピートを逃してしまったりするわけで、非常に困っています。

さて、一番左のソフトボックス型のものはともかく、パネルの面積も2倍以上になっていますし、光量、光の当たる範囲も見た目には倍のイメージですね。
数名で撮影する、踊っている場面を撮影するなどの場合は便利に使えるかもしれません。おう

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