撮影用の背景紙、スタンドは、どこに設置するのがいいのか

撮影スタジオと言えば背景紙が定番の設備だと思う。今回は、背景紙の昇降装置、スタンドポールの設置についての検討を説明。

このスタジオでは、 店舗の設計段階から 「背景スタンドを、どこに設置するか」について随分、悩んでいた。
最終的に今の位置になるまで、色々な検討、試行錯誤が繰り返されることになった。

最初は入口左側の壁の上、レンガ造りの壁紙の上部に施工しようとしていた。
この場所は、電動ロールを1本だけなら何とか施工できそうなスペースがある。ところが、いろいろ検討した結果、天井の梁の関係と工事が面倒な事がわかった。
電動の背景紙昇降機は、値段的には、それほど高くもない。今使っている手動の3連の物より5万程高い。手動のものより高くて当然といえば当然。
予算の問題もあるんだけど、電動のものを 天井や壁に直接施工してしまうと、将来的にこの設置場所に問題ありとなったとき移動できないという問題もある。

それで、まずは、南面のガラスの上に設置してみた。それがこんな感じ

南側のスタンド
南側のスタンド

それがこの状態。当分の間このまま運用しようと思っていた。
自分としては南面に向かって撮影すると、逆光になるし、どちらかというと、絵にならないので、こちらに設置すること納得していた。代わりに、他の壁を生かすことができると思っていた。
お客様の反応も見てみたが、特に問題がなさそうだった。

ところが南面のガラスにカーテンを施工して、それなりに仕上がったところで、インタビュー形式の撮影ロケハンのお客様が来店。

何もない、壁面に向かって撮影するより、変化のあるガラス面に向かって撮影したいらしい。
そうすると、これまで頼りにしていた、マンフロットのポールが邪魔なのはわかりきっている。

南面ガラス


そこで急遽、背景紙のスタンドセット自体をガラス面とは、反対面に移動することにした。

それで施行したのがこんな感じ

センターポールあり
背景紙

施行設置すると、当たり前だけど、やはり壁の真ん中へんにポールがあるのは邪魔だ。
この壁面の左側部分は石膏ボードではなく、コンクリートでできている。
それなりにの加重にも耐えられると思い、壁面に直接ボルトアンカーを打ち付けることにした。

これまでも何度かコンクリートに穴を開ける作業をやってきたが、いつまでたっても振動ドリルでガリガリ穴を開けるのは、好きじゃない。
アンカーボルトとなると、結構な大きさ形の穴を開けることになるし、音もすごい。

それから、ドリルビットも買って来なきゃいけないのでそれも面倒だ。
ドリルピットは木工用のものや金物用のものも一通り揃っているんだけどコンクリート用のものは、 穴の開きが悪くて、腕も疲れて、大変なのだ。
そこで、このスタジオの施工で使うものは、新しいものを買ってきている。
実際新しいコンクリート用ピットを使ってみると、違うと穴の開きが全然違う。
いつも下穴を開けるときには、少し高めのドリルピットを買ってくることにしている。といっても2000円しませんが。

で、最終的にこんな感じに施行しました。左側をコンクリートに直接打ち付けて右側はポールをそのまま使用している。

右側は、昇降用の鎖を隠すことはできないし、奥に回り込んだところに設置することになるので、写真や映像から見切る感じになる。
それに、壁の右側は、石膏ボードで施工されているので耐荷重的にもこの方がいいと判断。

今後のお客様の反応いかがって感じで。

背景紙
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