商店街起業の助成金、失敗

500万円の助成金面接審査に失敗

東京都「中小企業振興公社」主催の「商店街起業・承継支援事業、 若手・女性リーダー応援プログラム 」という助成金制度があるんですが、結論から言うと私は、先日この面接に失敗しました。
今回はこれから助成金の申請をされる方に向けて、私の失敗を踏まえて、どうすればいいのかについてお話したいと思います。
いずれ書こうとは思っていたのですが、多分、成功例よりは失敗例の方が参考になると思い、情報公開いたします。

また、不採用の通知を受けてから時間も経って、傷が癒えてきたので、書く気になってきました。

最初にお断りしておきますが、私は助成金制度の専門家でもありませんし、社労士や税理士資格もありません。
用語もあまり知りません、また、文中に間違いもあるかもしれません。

このブログでは、私の個人経験(勉強したこと)中心に説明します。
今回の情報を元に行動された方がいかなる損害被害を被っても関知は致しません。
きちんとした指導が欲しい方は専門の社労士の方にご相談ください。

助成金の説明会に参加するべきか

以前の仕事をしている頃から、起業、店舗立ち上げ、法人の設立などの際には、必ず「助成金」と「補助金」のチェックをしようと考えてはいました。
起業の際の助成金は金額も大き目のものが多いですからね。
(参考までに助成金は事前申請が原則、補助金は事後申請というのが普通)

昨年、飲食業で仕事をしていた時にも、軽減税率対策補助金やら、その前の商売でも、雇用関係の助成金には携わってきたんですが、個人で申請するのは今回が初めてでした。

それで、昨年の秋ごろ、浅草(東京都立産業貿易センター台東館)で、商店街振興の助成金について説明会があるというので参加してみました。
その時は、いずれ必要になるかもしれないな、という程度の感覚でした。

このセミナー?説明会に参加しても、助成金の審査には何ら影響しません。

ただ、担当者さんの生の声を聴いておくことは必要なことだと思います。

これから、申請しようとする人は、審査してくれる人に積極的に関わることが重要で、審査基準は聞けないものの、少しでも公社側の意見を聞いておくことは非常に重要だと思います。
例えば、雑談程度でも 「こういう申請者が多くて困る」 とか、 「鋭い質問ですね・・・・」 といったやり取りを聞くことで自分の申請時には何をどうアピールすればよいかがイメージできるかもしれません。

それから、私の勝手な考えですが、説明会に参加して、質問が1つも出てこなければ、あまり自分の申請イメージが湧いていないということだと思います。
そういった意味でのセルフチェックにもなります。

とにかく説明会に参加し、真摯に助成金制度に向き合う方がいいというのが結論です。

申請と実作業スケジュールが合わないことをどう克服するか

因みに、私が説明会後に登壇者に対して個別質問した内容は、申請スケジュールと、施工時期の関係について。

疑問に思っていたのは、申請時、不動産契約や施工業者に対して 見積を出してもらうけど、施工、入金は、2か月後になる(2カ月待ってもらう)ようにしなければならないのか?(正解はこちら)
それとも、 申請時、 机上の予算、概算見積程度で本当に業者に依頼するのは申請後で構わないのか?といったこと(これは自分の認識誤)

まず、全体のスケジュールの大枠はこんな感じ。

助成金申請時の手順

上記のスケジュールを踏まえて、申請前に、困ったことを不動産屋(大家)さん、施工業者さんに対して、お願いをすることになります。以下。

  • 申請前に詳細資料、詳細見積、図面等の資料を欲しい旨を伝える。必要に応じて再見積もり、施工内容の変更を伝える。
  • 施工は合否判定後、入金も合否判定後(2か月後)になることを伝える。
  • 必要に応じていくつかの施工業者さんに対して相見積をお願いしていることを伝える。

これからの話をすると、業者さんには嫌われます。
私の場合は、この物件が既に空き物件になっていたので2か月後に賃貸開始したい旨を伝えると、当然いい顔はされませんでした。
さらに、施工業者さんにもかなり嫌がられました。
まあ、2か月後に施工予算が大きく変わるような人と契約はしたくないですよね。

私の場合は何度も業者さんに説明を繰り返し、申請している助成金にもご理解を頂き、さらに信頼関係を構築したことで、事なきを得ました。
そうでなければ、2カ月間、施工や入金を待ってほしいとか、それなのに詳細な見積をすぐに出してほしいとか、色々な要求をしにくいと思います。

施工業者との関係、要求要請の仕方

ここでは、助成金とは関係ない話をしたいと思います。
私は、申請前に施工業者さん1社に絞り、申請用の見積資料を作成しましたが、最後まで相見積もりの件はかなり嫌がられました。
当然ですが、見積を蹴った他社(私の場合は2社)にはかなり嫌がられ、粘られました。

申請後、施工に入る前に、発注をお願いした、業者さんと話をしたのですがいろいろ気づいたこともありました。
数社に施工見積、相見積もりをお願いする場合、色々注意することがあります。

最初の段階では施工主(私)も何をどのように配置するのか、どのような工法があるのか、どのような施工にお金がかかるのか、発注する施工会社の得意分野は何なのか等、自分の頭の中の整理が付いていないことが多いと思います。
自分ではすべて把握しているつもりでも、施工会社にアドバイスされると、その方が使い勝手がいい、その方が安くできるなど、後になるほど自分の知識もついてくるし、アドバイスによるアイデアもうかんできます。

施工会社さんには悪いのですが、相見積の場合、最初に見積してもらう会社は本命会社ではない方がいいと思います。
3社に見積をお願いするなら、最初の2社に、施工のアイディアや、工法の説明を受け、施工に関する知識を付けた後、最後に本命会社に見積り依頼するのがいいと思います。
最後の会社に、会社に自分の考えをまとめたものをぶつけるのが良いと思います。

私は、見積依頼は自分の場合1週間あれば大丈夫だと思っていましたが、見積書を提出してもらいたい日の1カ月前に依頼するのが正解だと思います。
つまり、施工開始の3か月以上前に依頼することになります。
業者さんにも都合がありますし、他社の見積が揃ったところで、再見積もりの依頼をする必要があるかもしれません。
とにかく、極力早めに依頼するのがいいと思います。

つづく

助成金申請時の手順
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