三脚標準

以前からご利用いただいていた、三脚のクイックシューが紛失してしまいました。

クイックシューって何?

っていう方。
私も1年前はそうでしたが、カメラの台座でこの写真のようなもの。

カメラと三脚を繋ぐものです。

大まかにいうと、カメラを三脚に固定する場合、カメラークイックシューー雲台ー三脚という感じで繋がっています。

カメラとクイックシューは、写真の上に出ているネジで固定、さらに、クイックシューの下側を雲台の万力のようなものでしっかり固定します。

雲台って何?

っていう方、私も一年前は同じでした。というか何て読むかもわかりませんでしたが、しののめ的な特別な読み方があるのかと思いきや、普通です。
「うんだい」です。

で雲台というのは、前後左右という感じで360度ぐるぐる回る台座のこと。
もちろん、ぐるぐる回るだけでなく、普通はカメラをいい方向に向けたら、雲台を回らないように、かっちり固定してから写真や動画を撮り始めます。

何でクイックシューが必要かというと、三脚で写真をっている途中に、急に(QUICK)カメラを手持ちに変えたい時に万力部分から外せるようにして便利に使いたいから、な、わけです。
カメラ台座のネジをぐるぐる回して取り付け、取り外しする時間が短縮されるんですね。

確かに便利なんですが、撮影後、気を抜いて、急いで帰ろうとすると、今回のようにカメラに付けたまま持って帰ってしまう。
ってことが起きるのだと思います。

できれば返してほしいのですが、どのお客様が持って帰ったががはっきりしない。

仕方ないので、クイックシューだけ買い換えるかと思って、各メーカーさんの物を見ると、業界標準の物であれば統一互換性があるとのこと。

それが「アルカスイス標準」というらしい。

なんとなくアルカトラスとか、アトランティスとかと間違いそうですが、これもメーカー名らしい。

ところが、スタジオにあるものは安物に付き、アルカスイス標準ではなかった模様。

仕方ないので雲台と、クイックシューを買えばいいのだと思って外してみると、これまた安物に付き、三脚と雲台が固定されている。・・・・・

仕方ないので三脚丸ごと、買いなおしました。

以前の三脚は5000円ぐらい、今回の三脚雲台は8000円ぐらい。
中華性だと思いますが、3000円の違いは結構ある。

三脚標準


とりあえずこんな感じで使えます。

それが、ローアングル写真を撮りたい場合にはこんな感じにも使えます。

三脚逆さ

それからこんな感じで足を1本引っこ抜いて、1脚としても利用できる。
まあスタジオではほとんど1脚で撮る場面がないと思いますが。

それでクイックシューには少し邪魔になるけど鈴をつけさせてもらいました。

多分お客様もこれで持って帰る前に気づくと思う。

これまで通り無料にて貸し出しいたしますのでご利用ください。

三脚標準
最新情報をチェックしよう!