「白壁」コンセプトのスタジオを造る

スタジオを作るのに最初に決めた方がいいのは、コンセプト。
イメージ的なところで、「白壁、白床」 を最初に決めた。
予算が合えば白ペイントでなく壁紙や漆喰で。

色々スタジオの事を調べてみると、個人利用の方向けには装飾系の備品が充実している方がいいし、企業向け法人向けには、機器類の貸し出しが充実している方がいいらしい。
「白壁、白床」に決めたのは、どちらのお客さんも取り込めるし、途中で方向転換できると思ってのこと。

そこまではよかったんですが、白壁にもいろいろなやり方がある。
凝った感じにするなら「漆喰風」汚れを気にするなら「壁紙」コスト安が良ければ「塗装」といろいろ検討することができる。

施工前の最初の段階では、ペンキで塗って真っ白にする事も考えていた。
まずは、天井を塗ったついでに、一部の壁、石膏ボードを設置しない所や撮影に利用できない柱やトイレ前は、白塗りすることにした。写真の感じですね。
白壁に関しても、シーラーで一塗したところと、シール材がなくなってペイントしかしていない所ではイメージが違うんですよね。
多分、ほとんど利用されている方は気づかないと思いますが、作った本人は細かいところも気になるんですよね。
まあ、白ペイントを2度塗りしたところを見るととりあえずは合格点だと思って目をつぶることにしました。
こだわると、いくら手間をかけても終わらなくなりますからね。

壁白ぬり

石膏ボードの面は壁紙DIY

石膏ボードの面は、施工業者さんにいろいろアドバイスも頂いたが、定期的に壁紙を張り替えることも検討することにした。
壁紙を張り替える度に業者さんにお願いするのは金銭的にもしんどいので、自分で貼れるように勉強することにした。

それで壁貼りの勉強会に参加することにした。
ここでは海外の不織紙などを 、壁紙の上に、貼り直すことを講習会で学べます。
壁貼りの基本編だけですね。

walpaさん
https://walpa.jp/user_data/walpa-tokyo.php

講習会で貼った壁紙
講習会で貼った壁紙

この会社、一般の人が壁紙を張り替えることがほとんどなかった当時から、DIYによる壁貼り、海外のオシャレな壁紙を自分で貼ることを提案してくれていた第一人者だ。
店内に置いてある壁紙もかなりいい感じで種類も豊富。

講習会の後、気になっていた、扉の壁紙についていろいろ聞いてみた。

WALPA店内扉
WALPA店内扉

この扉は、フリース紙といって普通の紙ではなく、数万するそうです、これならおしゃれな扉を買った方が安くつくと思って断念。

壁紙サンプルの取り寄せ

海外のオシャレな壁紙もいろいろ探していたが、コスト的な面と、あまり凝った物にすると、お客さんに偏りがみられるようになると思い、白レンガ、べた白、漆喰風の3種にすることにした。
白レンガについては、サンプルを取り寄せ。

白レンガサンプル
白レンガサンプル

今となっては、壁にもう少しアクセントを持たせて目地の部分が黒いものを選べばよかったと思っている。
当時はとにかく白くと思い、のっぺりしたものを選んでしまった。
壁紙前で、写真を撮ると、人物等には邪魔にはならないということで評価頂くこともある。
白レンガにするかどうかはわからないが、また機会があれば貼り直したいと思ってはいる。

長くなったので細かいノウハウは次回につづく

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